第42話 種

男女とも中性的で、元々繁殖力が弱かった我が星。

異星人を受け入れ人口増加に光が見えたように思えたけれど。


所詮、異種。

生まれた子に繁殖能力は無かった。


そして、『種人』として珍重されるようになった純血種の男女。

彼らの婚姻は『星租を繋ぐ儀式』となった。


最早、そこに『愛』はない。


ー完ー


民主主義も男女平等も、いき過ぎると、男女ともに中性化していく危険をはらんでるんですってさ~しらんけど~。


*****


明日のお題は『迷う』デス^^









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