第3話

「うわぁあわ!!!」

【身体ダンジョンコア化100%】


目が覚めると八坂神社にいた。


地球に無理やり植え付けられた大量の情報が頭を駆け巡った。

内容を整理するとこうなる。

ダンジョンコア達は人間に嫌悪される呪いがかかっており、レベルと固有能力(スキル)が備わった人間がダンジョンを攻略しにくるから死にたくないなら戦って成長しろ。身体を作り変えてダンジョンを運営し続けられるようにしてある。とのこと


確かに体の感覚が変だ…

どこからか力が溢れてくるし、

三大欲求の 睡眠欲 食欲 性欲 が薄れている感覚がある


とにかく人間の侵略に備える事にした

俺は目の前に浮かぶウィンドウ見て

【ダンジョン生成をしてください】


と言う


【ダンジョンを生成します】


八阪神社を魔法陣のようなものが覆い、一瞬強く光り輝いた!

と思ったらいつもの神社に戻っていた。


【ダンジョンの生成が完了しました】

【DP100を付与しました】

【配下創造に”式神(和紙)”を追加しました】

【ダンジョンが解放されるまで24時間です】

【ダンジョンコアを破壊しに来る人間を倒し、経験値を吸収してください】


ん?????


「と、とりあえず状況確認をしよう」


配下創造は各ダンジョンコアの特色に合わせて作れる配下が決まる。俺の場合は式神だった

レベルやスキルを備えた人間が24時間後に襲ってくるのを?「式神(和紙)」とかいう紙で戦えと?

え、無理じゃろ


い、いやいやまだ分からん式神が物凄い能力を持っている可能性がある。

ものは試しだ!


「配下創造 式神!」


【式神(和紙)を召喚 DP−1】


式神(和紙)ランクE

レベル1

スキル

感覚共有・浮遊


今度は手のひらサイズの魔法陣が現れそこからこれまた手のひらサイズの人型に切り取られた古びた紙が出てきた。


「これが式神か」


お、スキルがあるな試してみよう


「感覚共有」


式神の視覚を共有したようだ、自分が見える。これはこれで使えそうだな...


「浮遊」

するとふわりと浮かんだ。


「え、これだけ?」


配下を戦わせるのは期待できない

こんなのでどうやって戦えって言うんだろう


「とりあえず式神、この辺り一帯を監視しておけ」


そう言うと召喚した式神はふわふわ浮かびながら飛んで行った


ダンジョンが解放されるまで残り19時間...


リョウは他に生き残る方法を探しているとダンジョン商店というものを見つけた。


そこには武器や防具、罠まで売っていた。

中でもリョウの目を引いたのはガチャと言うものだった。

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