2023年2月9日
「私のことは考えなくていい、自分に集中して。」そんな言葉が聞こえてきた。
その意味、思っている時間は無駄。
会いたいなら会う、
会わないなら会わない。
そういう意味ね。
直感的にそうした方がいい、と思ったら、そうする。
悩む時間がクソ無駄。
10日
寝る前にちょうどゲンさんが帰ってきた。
これまであまり意識していなかったのが、男という生き物の目を気に始め、そしてちょっと避けるようになった。しかも、ゲンさんがこんな遅くに帰ってきたのは、彼は奥さんに浮気しているのかな。なんて考えるようにまでなった。、、、。
男が浮気する時ってなんなんだろう。
今までにこんな考えが浮かんだことはなかった。
これはきっと、いよいよ安定してユーさんがすきということなのだ。
ユーさんを私だけのものにしたいという
執着が生まれ始めた。
夜。
平穏の中に全ての愛おしさを見つけるには。
何ら変わりない、いつもと同じ仕事があること自体に、幸せを感じていた。その時に、ふとこう思う。
そもそも私が望んだこのことすら、こうならざるを得なかった。これは、以前に会った違和感と同じ。
少し違う。
横道にそれ始めていることがなぜかわかる。
その違和感を私はただしたい。でないと自分の体が壊れてしまう。
はっとした。
視点が上がった。
今ここにできている構造は、
私があのエナジー学校でもらった法具を持っている限り
私は与え続ける人になってしまうという構造であるということ。
これを変えなければ、前に進めないのかもしれない。
これを清算したら、今までの愛おしい記憶のすべてが消え去ってしまうかもしれない。だかしかし、やるしかない。
私はエナジー学校で配給されたスペルのカードを後頭部に、ユニバースのプットアウトの面を縦に向けて心臓の下に置いて、
倒れた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます