123詩 …お菓子の時代

海月

**1 お菓子の時代

雨・星・月・太陽…すっかり溶けちまったドロップ

ゆりかごでまどろんでる怪物にささげます


🍭そう なにもかも大きくなればいらないさ



僕はひとりよがりで時々自滅する 八つ当りする

はい いい子になります 僕の大好きな君 可愛い娘


🍭でも 理性なんて信じてやしないけど



風・雲・水・土…落っことしちまったチョコレット

ひとりごとに笑んでる老嬢にささげます


🍭ああ なにもかも大きくなれば忘れるさ

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