新たな仲間の登場か!? それとも地獄の使いか!!
「……美鈴さんっ、駄目だ、あなたを悲しませたくない!!」
このままではコッドピースが聖なる泉に沈み込んでしまう……。
それだけは絶対に駄目だっ!!
潜入調査の為、康恵ちゃんという別人格に女装している俺、
「なっ……!?」
「康恵ちゃん!? ち、違うっ!! あなたは誰……!!」
聖胸女子高等学校生徒会長、
……良かった、彼女の気高い花はギリギリで手折られずに済んだんだ。
初めて美鈴さんと会ったとき、差し出されたハンカチに
あの花の名前はいったい何だったのか……?
安堵する間もなく俺は自分の最悪の状況を理解した。
俺を見下ろす彼女の表情がみるみる険しさの色を帯びていく。
畜生、まだ身体の自由が効かない、頼む、何とか動いてくれ……。
美鈴さんは無言で俺の制服に手を掛けた、何をする気だ、ま、まさか!?
「これからあなたの規律検査を行います、もちろん拒否は許されません」
機械的に読み上げる口調に全く感情がこもっていない、
美鈴さんの様子がおかしい、彼女の黒目がちな瞳に映る光彩が不安定に揺れた。
「美鈴さんっ!? お願いだ
びりっ!!
叫びを無視して俺のセーラーブレザーの上着をはだける。
「美鈴さん、お願いだから、お、おっぱいを見ないで……」
必死に懇願するが聞き入れて貰えない、彼女は俺のおっぱいをまじまじと見つめていた。次の瞬間、俺は自分の耳を疑った。
「動かないで三枝康恵ちゃん、じゃない誰かさん、
「……なっ!!」
それも史上初、女子高生にして飛び級で最高ランクに合格した才女に違いない。
「私のおっぱいティスティングは一度味わうと癖になると評判なのよ……」
彼女は妖艶な笑みを浮かべ、俺のおっぱいをむんずと両手で掴むとおもむろに揉みしだきティスティングを開始した。
もにゅう、むにむに♡
悪友の佐藤特製のおっぱいが試される瞬間が遂に来たんだ。
反省房にリズミカルな索乳の音だけが響く。
むにむにむに、むぎゅう♡
たわわなおっぱいが揉み揉みされている。
普通の偽おっぱいなら、ただのシリコンの固まりなので、いくら揉まれても装着者に感覚は伝わってこないが佐藤の凄いところはSFX界の重鎮、狼男ジャメリカンでアカデミー賞も受賞したリック師匠直伝のパイオツなんだ、最近は事故や病気で四肢を失ったひとや乳房を切除した患者さんの生活のクオリティを上げる為に開発された神経直結で感覚が伝わる特殊構造なんだ、だからおっぱいを揉まれた感覚は俺にそのまま伝達されているんだ。
「ん、ふうっ!! そ、そこは揉んじゃ、駄目っ!!」
ヤバい、女の子はこんな風におっぱいを攻められると感じちゃうのか!?
思わず足がガクガク痙ってしまいそうな感覚に襲われる、
それも男が感じる一直線の曲線ではなく、緩やかに長く快感が持続する、
女性の断続的な曲線だ。
「おっぱいで感じちゃってるみたいね、三枝偽子ちゃん……。じゃあ、これはどうかしら?」
ちゅ、ちゅぱ、くぱ、ちゅぱかぶら♡
「ああああっ!!! そこはもっとらめえっ、らめなのおっ!! メ、メスイキしちゃう、メスイキになっちゃう、おっぱいが!! 助けてぇ、◯◯えもん!!」
もちろん猫型ロボットではないほうに呼びかけた……。
ふうふうっ、おっぱいでいかされる男の娘は業界初かもしれない、
無事帰れたら佐藤に言って特許出願して貰おう、一財産稼げるぞ!!
【甘えん棒の幼馴染が男の娘でおっぱいをむにゅむにゅされてメスイキした件】
こんなタイトルで映像作品化するんだ……。
その筋のマニアに馬鹿売れしそうだ、俺は金脈を掘り当てたかもしれない。
なんて馬鹿な狸の皮算用している場合じゃないぞ!!
これ以上おっぱいを美鈴さんに攻められたら俺のコッドピースがもっこりしちゃうぞ、そうしたらまた地獄の苦しみが待っている、一体どうすればいいんだ!?
「くっ、これだけおっぱいを攻められているのにしぶといわね、いいわ、あなたの頑張りに免じておっぱいソムリエの奥の手を見せてあげる」
美鈴さんの動きが変わった……。
おっぱいソムリエの奥の手とは一体何なんだ?
にゅむ、にゅむ♡
「あっ、あああああっ、こ、こんなとこをアレしちゃうの、美鈴さんっ!!」
完全にヘブンに達しかけたその時、強烈な別の振動が俺たち二人を襲った……。
ゴゴゴゴゴゴ!!
一体何なんだ!? 俺たちに何が起こったんだ……。
次回に続く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます