…というお話なんだ(第一話完)
目が覚めた。トラックなんて居なかった。
私が見たはずの凄惨な光景も。パンクロック天使様も。
優しい女将さんも八百屋の腹筋嬢ちゃんも。
全てが他愛ない、夢に戻っていた。
…やっぱ夢だよな?やたらリアルだったけど。
俺の想像力って結構すげえのかな。
母「ほらしゃきっとしなさい、もうすぐバイトの時間でしょ」
私「うう…はぁい…」
母「全く、この年にもなってどうしてバイトなのかしら」
私「ははは…不況ってやばいね…」
母「私もそろそろ出かけないと、あっそうだ洗濯物忘れてた」
私「後でまとめてやっとくよ、どうせ帰ったら何もないし…」
母「あらそう?じゃあ日が落ちない内に御願いね。」
私「はいはい、いつも通りに。」
…本当は推しの配信があるので出かけたら自分が出る前にやってしまおう。
はーバイトかー
…バイト…?
私のバイトは
母の声「きゃああああ!」
ドォォォォン!(どう聞いても事故)
…あれはあの時のトラック!?
こっちに来る!?
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