ていてい
私はクズだ。
誰が何と言おうとクズなんだ。
そう言っているとそうでないような気がしてくるから不思議だ。
だが現実は簡単だ。
今やニート、手伝いだってほとんどしない。
コミュニケーション障害、そもそも声がうるさいか小さいかでよく聞こえない。
対人恐怖症、なんならほぼ被害妄想で過去にいじめを受けていた訳でもない。
趣味はゲーム。それも最近は味のしないソーシャルゲームが大半を占めている。
別に親以外の誰かに迷惑をかけたつもりもないが、恐らく結構かかっている。
具体的な例をあげると学校の先生は変な質問ばかりされて大層困った事だろう。
その程度なら大丈夫だろって?
それが授業の内容に関係があまりない、オリジナルの解の話でもか?
そりゃ先生なら答えるべきだと当時の私なら言うだろう、
だがそれは先生の仕事の範囲外の話で、先生がよっぽどその話を好きでもないなら付き合わせる無理をさせる意味が特にない。
あとそもそも習った内容を間違って覚えていたので生産性もない。
敢えてもうひとつ言うなら、私は下手すると幼少期に誰かをいじめた事がある。
相手がもう別の学校に行ったので詳細は分からない。
だが思い出す出来事の中に、確かに幼馴染が泣いたという記憶があるのだ。
だから私は今だに罰を受けていないし、相手も忘れている可能性がある。
でも、覚えていても私は罰を言い渡される事はないのだろう。
許す許さない以前に、それは子供の喧嘩として扱われ仲裁されているからだ。
そして、私がその場で横柄に謝った事でその子は更に傷ついただけだろうから。
はっきり言って程度の低いクズだ。
そんなやつがどう生きて来たかと言えば親の話ばかりになるだろう。
ただ学費が足りないと言われてアルバイトをしたくらいだ。
読んでて腹が立って来たらそれは至って正常と言えるだろう。
私は普通の財力を持った家庭に生まれて、それを裕福でなくなるまでただ享受しただけのクズなのだから。
でももう死んだ。
今までありがとう両親とお年玉くれた親戚。
今までごめん学友と兄弟(一人)。
私はこれで本当に幽霊になるのだろう。
…なんでまだ思考力があるんだろう
夢でも見てるんだろうか?だとすれば今から明晰夢だ、やったぁ
今から私は思う通りに夢の内容を改変していける。
その為に色んな知識を付けて来たのだから。
でもなんだろう、よく思い出せない。
とても大切な何かがあったはずなのに…
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