気ままにエッセイ 〜今日もやはり飯が美味い〜

なんてことのない大晦日

　　一年もあっという間に過ぎ、今日でもう12月の31日だ。

　実家にいたころは年越しそばをエビのてんぷらと一緒に食べていたが、今回はどちらも食べていない。ポテトサラダにから揚げ、大晦日要素ゼロの献立である。

　大晦日といえばテレビを見ながら夜更かしをしていたものだが、アパートにテレビはなく、食後にネットサーフィンをしてだらだらと過ごしている。

　20歳を過ぎてから、カレンダーに書かれている行事など全く関係なく、平日か、土日か、ということしか頭に入らなくなってしまっている。

　ここからだと除夜の鐘は聞こえるのだろうか。近所にお寺があるという話は聞いたこともないが。もし聞こえるのならば、せめて鐘の音を聞きながら、一年を振り返ってみたい。

　そして明日は早起きをして初日の出を見てみたい。ついでに初夢も見られるといいのだが。