たとえ世界が忘れても
あらがえゆうらん
プロローグ
僕は、社会人になって7年目になるが未だ、幸せと呼べることもなく、毎日仕事に追われている。
しかも、唯一の家族だった母まで亡くし、心身ともにとても疲れていた。そんな日常は、とても息苦しく、いつしか、心の底から笑うこともなくなっていた。
そして、これはそんな日常を変えてくれた彼女との話だ。
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