第12話 せめて夜だったら良いのに(涙)

「おーい、おーい」その声に俺は振り返った。たまに連絡を取るAだった。Aが咳き込むように話し出した。


「お、俺…なんと真っ昼間から、象に乗ってしまったんだ!真っ昼間からだぞ!これは凄いことだ!」


いつになく俺はマジで答える。


「何で、夜じゃないんだ?」と言い、涙を流す。

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