第5話 ネッシー探してます



スマホが鳴った。ショートメッセージらしい。相手は見知らぬ人間だ。早速確認してみる。


「ネッシー探してます。多分ネス湖だと思います。見つけた方は…」


ここまで読んで、削除した。悪戯だろう。しかし能天気というか…


次の日も又メッセージが来た。


「ネッシーらしき物発見!私は今最高に幸せです(^_^)v」


なんだか、無性に羨ましい気持ちだ。完

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る