考察 44　紆余曲折

紆余曲折の世界観、情緒たっぷり味わって、自適、痛快、快適に、それが人の道なれど、暗に苦しむ現況で、途方にくれる世界観、人には人の道があり、人には人の夢があり、夢のまた夢、夢なれど、見果てぬ夢を繰り返し、深夜に眠る夢枕、今日の夢はどんな夢、窓の外に尋ねても、雨が静かに降るだけで、何も答えぬ春時雨、人には人の生き方あり、人のことには中傷できず、孤独に陥る個人の道で、人は何処を歩けばいい、どこに救いを求めても、何処にも救いは見当たらず、恋に焦がれし夢を見て、明日は何処かに枕を置いて、尋ねし恋は蚊帳の外、一喜一憂、喜怒哀楽、情緒たっぷり生きてても、生きてる心地がしやしない、悲しみ抜いて、苦しみ抜いて、我慢するのが人生か、何処に憂いを求めりゃいい、窓の外見て透視して、明日の天気を尋ねても、風の吹くまま気の向くまま、何処にも答えは見つからない、ため息ついて、一息ついて、ホッと心を撫でてみて、明日への夢と希望を託すなり