安心している場合加代
ただしくは「安心している場合【かよ】」
加代ってねぇ。誰よ、その女。何処から来たね、一体。
登場人物の名前の付け方というのは、案外、厄介なものです。なんとなくキャラクターの個性というか色にあったような名前にしたいとは思ってはいるのですが、なかなかうまくいきません。
同じ漢字や似た響きも避けるようにしています。読み手が判別しにくくなるのを防ぐためです。たとえば「大山」と「大原」は共に「大(おお)」で始まる漢字二文字、音では四つの苗字です。
現実だと被害者の同僚に大山と大原がいるケースは充分、起こりえるのでしょうが、筆者の創作物ではこういった状況はないようにしています。
みなさんはどうやっていらっしゃるのでしょうか。
今回の「加代」もおそらくどこかで加代さんを登場させたから妙なところで顔を出したと考えられます。ただ、加代って名前のキャラクターをつくった記憶がないのです。どうしたものでしょう。
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