後引く二破産
前回「語引く二は三だけどね」の原稿をつくっていて「ごひくにはさん」と打ち込んで変換キーを押したら「後引く二破産」と表示されました。「おー、君もなかなか面白変換やってくれるやないの」と今のパソコンをほめてやりたいです。
通常ですと、「語引く二は三だけどね」の回のなかで紹介するのですが、今回は別に取り上げます。
というのも「二破産」の誤変換には「は」という文字を〔H・A〕と読ませるか、〔W・A〕と読ませるかという問題が潜んでいるからです。
日本語を母国語とする人が外国語の女性名詞・男性名詞や時制による語尾の変化に手を焼く以上に、この〔HA〕〔WA〕問題は厄介でしょう。
なぜこっちの「は」はWAと読むのですか、という問いかけに対し、文法的にきちんと解説できるのは、国語学者さんなど一部の人に限られるのではないでしょうか。たぶんですけれど、と前置きはしておきますが、国語教諭にも説明できない人がいると思います。
なぜこの「は」は「わ」と読むのか。
なんだか新書のタイトルにもなりそうなフレーズです。
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