競走馬転生～ステイファートム《運命旅程》～

後書き

※作者の独白です。擬人化SS同様、嫌いな方は読み飛ばして頂いて結構です。

　ども、どこにでもいる小市民です。競走馬転生～ステイファートム《運命旅程》～をここまで読んでいただきありがとうございました。

　最終回は俺たちの戦いはこれからだエンドになりました。ラストラン(ラストランじゃない)を取り消しエンドって荒れるかなーと思ったんですが思ったより好印象で良かったー。

　ん？　そもそもなんでこっちで書くのかって？　そりゃおめぇ、近況ノートより本編にぶち込んだ方が読んでくれる人多いしリワードだって稼げちゃうから一石二鳥って訳よ！

　ステイファートムはカクヨムコン中に書き始めてから完結までの約7ヶ月、約30万文字を書き切りました。ラノベ3冊分か、すげぇよ俺。誰か褒めてー。ちなみに目標だったカクヨムコンは落ちたぞ。誰か慰めてー。

　本作はウマ娘にハマり、そこから競馬にハマった作者が「ンホ～！　競馬小説面白ー。俺も書きたいなー。お、推しの作者さんも新作上げるんか、同じタイミングで上げましょう！　勝負です！　よーし、言質取ったぞ、腹括って書くかー」となって産まれました。

　そこからウマ娘ファンも取り込みたいからゴルシとテイオーの血統混ぜ混ぜしたらウケるやろなー、と書き始めたら結果はご覧の通り、バズりました(作者比)。

　ちなみに本作の初期コンセプトは……三冠です。元々、ステイファートムはクラシックロードで戴冠をさせないように作りました。

　確か秋天を勝った時の文字数が15万文字だっけ？　いや17万文字だっけ？　忘れた。けど大体半分ですね。前半はめちゃくちゃ負けるストレス展開なのに付いてきてくれた読者は全員Ｍだな！

　当然、耐性ない読者さん達が日本ダービー以降負ける度にコメ欄で少し荒れてましたね。ダービー離脱組、菊花賞離脱組、有馬記念離脱組、カムバーック！！！

　まぁその代わり、クラシック皆勤全て2着の珍記録は達成させましたから許して！　おっと、じゃあコンセプトの三冠とは何か……それは、秋古馬三冠と春古馬三冠です！

　それともう1つ、ファートムの母であるプリモールは秋天を勝っています。だからファートムの初GIも秋天にしようと決めました。

　するとあら不思議。秋天が初のGI戴冠。それでいてクラシック皆勤と三冠は達成させなきゃ行けない。ファートムほどの実力でそうさせるのに私がどれだけ調整に苦労したか。

　という訳で有馬記念では執念のライバルの逆襲に遭い、春はテイオーの血あるし骨折させるか！　という訳で春を全休させる結果となりました。

　ちなみに、もし全然人気でなかったら3歳有馬記念で初GI制覇俺たちの戦いはこれからだエンドだった事はここだけの秘密。

　次の打ち切りラインは秋天で初のGI戴冠の所で、もっと行けば4歳有馬記念でクレイアスを香港ヴァーズではなく有馬記念に出して、5歳宝塚記念みたいな展開を書いて秋古馬三冠達成で終わってましたよ。多分その時はクレイアスに凱旋門賞取らせてる。

　ちゃんと打ち切りポイントを決めてる作者、偉い！　……結果としては予想以上に伸びて最後まで書ききれたんですがね。

　でも最後までオーソレミオに勝つかどうか、と言うより凱旋門賞を勝たせるかどうかで迷ってたんだよね。

　勝たれなかったらフォローどれぐらい剥がれてたんだろ。やらなくて正解だとは思うけどさ。

　それから次は本作の反省点！！！　色々上げていこうと思います！　まず、皐月賞レート低すぎ問題です！　ディープゼロス119→121に変更したい！　と言うか全体的に＋2しといて！

　だってあれだけ最強世代って盛り上げといて119は低いですよ！　2023年ソールオリエンスで120ですよ？　これ1つ目の反省点！

次2つ目！　これ言うと設定から破綻するんですが……個人馬主がお金無くて種牡馬レベル下がってく問題。これ普通はありえないんですよ。

　本作ではプリモールの不受胎やらが続いて安価なステイスターダムが付けられて生まれたのがファートムになるんですが、本来は不受胎なら高額な馬でも返金されるらしいです。その時の作者知らねぇもん！　そう言うもんで押し通す！

　次！　3つ目はタマモクラウンの鞍上問題！　本作では磐田康成騎手になってますが、絶対にミュラー・コーセー騎手にするべきだった。タマモクラウンに乗せて200度目の挑戦で悲願のGI初制覇をさせたかった……！

　4つ目！　ステイファートムの影響力を過小評価！　正確にはクワイトファインのかな。種牡馬やってるぐらいしか知識なくて、まさか1年に数頭しか付けてないなんて知らなかったよ。

　産駒が誕生するだけでニュースにもなってたし、これならステイファートム自身の影響力ももっと上げとけば良かったと後悔！

5つ目！　人間側のエピソードが薄い！　ステイファートム視点がメインなので仕方ないけど横川さんや他の人達をもっと掘り下げても良かったかも！

　その分、競走馬達の物語は結構盛り上がったから良いかな？　でも名前ありの女性ジョッキーは登場させたかった。

　６つ目！　サリオス、マカヒキ、キセキを推しすぎた。……ウザイ人にはウザかったかもですね。でも好きなんだもん！

　７つ目！　これは唯一良かったことなんですが、予後不良する馬を出さなかった事かな。タマモクラウンを故障引退か予後不良、どっちにするか迷ったんですよ。

　予後不良は悲しいけど現実には付き物ですし。でも2023年日本ダービーのスキルヴィングを見てですね。あぁ、予後不良させなくて本当に良かったって心底思いました。今も自分のスマホのアイコン、スキルヴィングです。

　後は本作、呪われているんじゃないのかな？　って思う時が結構あったんですよ。今からその1部を上げていきますね。

・投稿し始めてすぐに福長のモデル福永さん引退発表。

・今までの戦績からグルグルバットを両方2着の大健闘として書いたその年にサウジカップとドバイワールドカップを両方日本馬が勝つ

・ロードクレイアスをドバイシーマクラシックで3馬身差の圧勝→イクイノックスがノーステッキで3馬身半差のレコード勝利

・ドバイSCに懲りたロードクレイアスくん、怒りの日本馬未勝利レースのBCターフに出走→BCターフに日本ダービー馬シャフリヤール出走予定。これ、勝たれたら日本馬初のBCターフ制覇がががが

・宝塚記念GI馬9頭(頭数としては歴代最高)の超豪華メンツ→2023年の安田記念はGI馬10頭。ふざけんなよマジで

・3歳馬ダービー馬が宝塚記念参戦→UAEダービー馬が参戦

　とかですね。どうです？　比べてみると面白いでしょ？？？　まぁ制作秘話なんかは書いていくと終わりが見えないのでここらで終わりにして、今後について軽く書いていきたいなと思います。

　ステイファートム本編はあれで終わりなんですが、書ききれてない部分もありますよね。例えば最終話のその後とか、ファートム海外旅行中の日本競馬の事とか。

他には引退後の話とかステイファートムwikiとか、それに……有馬記念での対決で別れて以降会えてないアイツとの再会も、まだ出来てないからね。

　そう言うのをチマチマ更新していこうかなと思います。まぁ外伝！　って感じです。え、更新頻度？　もちろん落ちます。だって作者、『9人の王』って代表作の更新をめちゃくちゃ遅らせてこっち優先して書いてましたから。

　基本はそっちをメインに書いて、こちらは先程言ったように隙間時間にチマチマ書く感じです。

　今言うのはこれぐらいにさせて貰おうと思います。と言っても言いたいこともっと沢山ありますよ。どんどん溢れてきて収集がつかないのでここらでお納めです。もしもの時は外伝の方の後書きとして呟くんでそっちで。

　最後に……良ければハート、フォロー、応援コメント、星、レビュー待ってまーす！　一度言って見たかったんでどれか1つでも！　何卒！！！

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　ここまで作者の独白を読んでくださった人には感謝を、飛ばした奴、許さん。さて、ここまで来てくださった皆さんから馬名を募集したいと思います。

　使用するかは作者の意志次第なので確約は出来ませんが。ステイファートムと戦うライバルとなるか、もしくはファートム産駒達の名前となるかは運次第！

　ちなみにロードクレイアスとディープゼロス、タマモクラウンなんかの初期メンバーは俺のフィーリングで決めてます。アスクマカヒキモア、シュトルム、シャルルゲートも。

　逆に秋天のライバルとなったホワイトローゼンセ、年下三冠馬ドゥラスチェソーレにミドルオブドリーム。同じ転生者だったペルツォフカに、ファートムの妹のカーテンコール。

　それに欧州牝馬のリリーオブザインカ。そしてオーソレミオ。これらはリクエストされた馬の名前ですね。ラスボスの名前を読者から頂いた作品て初じゃないかな？

　良ければコメント欄にでもどうぞー。あ、もちろん作品の感想も忘れずにね！　質問でも良き！　お願いだよ？　

　また外伝や別の作品でも出会える事を期待しています。ありがとうございました。