2023-5-29
梅雨入りほど死にたくなる時期はない。今までにあったこと全て関係なく気分が下がる。何もしてないのに、理不尽に苦境に立たされるこの時期が嫌いだ。雨を理由に学校に登校するのを辞めていた高校三年生の私を呪いたい。約一年ぶりの雨での登校。それだけでも吐きそうなのに、皆心の余裕がないのがわかる振る舞いをしてくることが拍車をかける。吐くと気が楽になるが、同時に、そんな吐きやすい自分は鬱を言い訳にする醜い人間であるという自負が増す。皆心のどこかで何かを拠り所にしている。言い方を変えるなら皆自分なりの宗教を持っている。私にとってそれは全ての事象だ。例えば、轢き逃げされた時は、横断歩道でも、遠くから高速で突っ込んでくるバカがいるという教訓を得られた。マイナスからも何かを得られることが私の信じる唯一の救いだ。勿論、心の支柱は別にあるが、辛い時は無理にでも何かを得て、悪くない思い出に変える努力はする。努力が報われるとは限らないが。そんな私も自然現象からは何も得られない。雨の日は傘を持とうだとか至極当たり前のことは過去何度も学んだことで、18年も人に紛れていると雨程度は不快な現象でしかない。何もしたくない。ブルーな気持ちだ。久しぶりにインド映画を見た。3時間以上の物が多いので最近は見れてなかったのだが、やはり気持ちをリセットするのにこんなにプラスに働くものは無い。
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