2023-5-27

昨日の日記の日付が違っていることにいま気づいた。眠かったから、と言い訳をしたくなるが、そんなことで誰も納得をしないだろう。勿論私もしない。今日久しぶりに、難しい言葉を知っているね。と言われた。私のことを下に見ている前提の発言に聞こえて気分が悪かった。小学生の私はその言葉に確かに嬉しさを感じていた。しかし今は違う。その言葉を理解できないだろう相手には使わないようにするし、時によって馬鹿を演じることもある。もしまだ嬉しさを感じられたなら、その言葉に執着をして、あえて相手の知識量を超えているであろう小難しい言葉を使いたいがために、少し意味をねじ曲げてでも使っていただろう。頭をよく見せたいだなんてこともう幾分か思ったこともなかった。独創的な言い回しや、適当な横文字、熟語、ことわざを並べたり、そんなことはアホらしく思えてきたからだろうか。もちろん、相手が頭のいい人だと、それに合わせるために最大限努力する。その上で差を感じて尊敬する。しかし私もあちら側に回りたいとは思わない。頭がいいことはプラスに働くが、疎まれることも多い。そんなことを感じてからは、相手のレベルに合わせるようになった。バカの振りを初めてから、4年は経った。もう板についただろうか。私の本当の振る舞い方、振りではなく、素の部分。そこを見失わないようにはしやいものだ。

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