2023-1-26

学校で俳句を詠んで、賞に応募するらしい。六句まで応募が可能らしく、六句それぞれ別のテーマで詠んでみた。高校生が対象の賞なので学校生活に焦点を当てた句が四句を占めたが、一句として楽しいや嬉しいと言った肯定的な感情を表したものがないことに、後になって気づいた。学校生活だけを楽しいことがなかったと仮定して思い返せば、どうもそうとしか思えなかった。仮定を自信を持って覆せるほどの思い出は持ち合わせていないのだろう。自分に対して否定的な意見はスラスラでるのに、ここから肯定的に変化させる文が思いつかないのも自分の心の弱さを表していると思えてならない。ただ、楽しいことがあったと仮定すると確かに存在した記憶が色を取り戻すようだった。しかし結局気の持ちようだと分かっていても肯定的に気持ちを持てないのだから仕方がない。兎に角詠んだ俳句がどれか一つでも受賞をすることを願う。もし20万円の賞金が貰えたら車校代にあてたい。

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