【日常】10月の読書記録

 頭では分かっていても、もう10月が終わるのかと思うと実感がわきませんね。


◆永井均著『子どものための哲学対話』

 人間の「ぼく」と猫の「ペネトレ」の対話形式で書かれた哲学本。子どものと書いてあるだけあって文章は読みやすいのですが、途中から「卵が先か鶏が先か」のようなグルグルする話が続いてしんどくなってしまいました;

 パラドクス系は際限なく考えてしまうので辛いのですよね……。


◆野中柊著『本屋さんのルビねこ⑥』

 絵本のよう柔らかさが好きで読んでいるシリーズの最新刊。今回は小さかったルビが、もっと小さな新入り達のために成長したところを見せるお話です。時に自分の「生まれ」に悩んだり……でも最後はやっぱりあたたかな終わり方でホッとできます。


◆小手鞠るい著『森の歌が聞こえる』

 外国の森の中に住む親せきをたずねる女の子の物語。人間のお話ではあるけれど、森に生きる植物や動物が丁寧に描かれていて、また詩的な雰囲気もあって良かったです。



 主に読んだのは3冊でした。

 個人的にオススメしたいのは『ルビねこ』シリーズですが、『森の歌が聞こえる』も、読書の秋にピッタリではないかな?と思います^^

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