【作品】「仔猫」について①
4作品のメインキャラについてはそこそこ語ったので、今回は「仔猫と日向ぼっこ」について。この作品は他に比べるとごく最近に考えたお話になります。
第一話を書いた頃は、50話近くも続く長いシリーズになるとは全く思っていませんでした。ただ、「ネコが出てくる、ちょっと不思議なお話が書きたいなぁ」程度の認識だったんです。
実際、他サイトでは短編として投稿しており、長い事それきりになっていました。しばらく経って続きをぽつぽつと書くようになり、気付けば5万字を超える文章量に。
カクヨムに載せているのはそれを集めた「まとめ版」です。
考えてみると、異世界が舞台のファンタジーばかり書いてきたK・t史上初のローファンタジー(現代が舞台の空想物語)なんですよね。童話もそうですが、大人になった今だからこそ書ける物語だなと常々感じます。
ナオを書く時に難しいのは、気を付けないと「聞き訳の良い子」になってしまうことです。ナオは自分の意思で長田家に住んでいて、感謝や家族愛はあるけど、ちゃんと自由に・自分らしく生きている……そんな風に描けたらと思っています。
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