第5話

ルイがクルマを降りると、

大邸宅の中から黒服を着た20人

ほどのオトコたちが出てきて

梶の前に整列し、ペコリとアタマを

さげた。

「ヨォーッ」

ルイがオトコたちに向かって手🫲🫳🫴を上げ

大声を出した。

オトコたちはギョッとしてルイを見ている。

「どうぞ、ルイさん」

ルイはキョロキョロとアタリを見回しながら

邸宅の中に入って行った。

「こちら💁💁💁💁💁‍♂️です」

梶についていくと、大広間に出た。

「いらっしゃい。待ってたよ」

女の子だ。

7,8歳というところだろうか。

左手がない。右脚もない。

左眼には黒い眼帯をしている。

着物を👘👘👘着ていた。

「ずっと、待っていたよ。何万年もね。わたしの名前はアイラ。🙇‍♀️よろしくね、ルイ」

アイラはそう説明した。

「ウッソつけ〜っ。あんたもわたしも20年も

まだ生きてないじゃないか」

ルイがもっともなことを言った。

「信じられないのもムリはない。ともかく

世界を救うために我々にチカラを

貸してほしい。あなたには世界を救う使命があるのよ」

そういうとアイラが空中に浮かび上がった。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る