第56話
「どう?美月くん」
「…か、かっこいいです!すごく」
美月さんは言わされてる。
「それじゃあ撮影はじめてよ」
…さっきまでのアロハシャツと雰囲気変わる。それは髪をセットしてるからなのか?いや、もとがいいからだろうが…
「藤原くん、かっこよく撮ってね」
…メンズモデルの写真を撮るのは初めてだ。
「わかりました」
「藤原くんもモデルできそうだね」
「いえ。ありえません」
雑談しながら撮影するのがジュンヤスタイルなのか?かなり余裕だ。くだらない話をしてくる。
「準也さんかっこいいです!」
その合間に美月さんは興奮しなが、感想を述べる。いつも見てると雰囲気変わるのがもっとわかるのかも。
「はい、okです」
「よーし!次だ!」
はりきり準也さん。昼飯はいつになるのやら…。ぼーっと待つことにしよう。が、美月さんは近寄ってきた。
「あの、藤原さん。白河さんに聞きましたが、まなさんと付き合ってたんですよね?」
「え、えぇ…はい」
なぜそういうことは伝達してしまうのだ。
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