ヤンデレ爺さん
家に潜入して、金目のものをゲットした。完璧な計画だ。あとはトンズラするだけ……
「唯、どこに行くんだい?」
チッ、人がいたのか。……確か、こいつはボケている爺さんか。仕方ねぇ、適当に流そう。
「あー、いえ、別に――」
ガチャン
俺の手に手錠がかけられた。
「逃げちゃダメじゃないか、婆さん」
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