自覚
テストが返ってきた。よく出来たテストだから、何点かな――え? 赤点?
「なあ、何点だったー?」
「80。こんなの簡単だよ。お前は?」
「……ぼ、僕もそんなところかな」
「だよなー!」
友達に貼り付けた笑みを浮かべて、テストを机の奥に押し込む。
周りより出来ない、落ちこぼれだったんだ、僕。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます