まったりM&A現場閑話★ユニコーン①

「ユニコーン企業ってどんな定義なんですか?」


同じ部門の若手に聞かれたことがあります。

今回および次回では、そのときの現場のくだらない会話を紹介します。


ユニコーン企業とはご存知の通り、スタートアップの中でも大きく成長した企業のことです。


スタートアップはベンチャーキャピタルや事業会社などから何度か資金調達(出資や融資をしてもらう)を行いつつ事業を成長させて行きます。

こうして事業が成長するということは、スタートアップの企業価値(時価総額)が大きくなるということ。

スタートアップの評価軸として重要な指標になります。


出資する投資家からしても重要です。

A社がS社に1億円出資する際、S社の出資後時価総額が50億円であれば2%の株式をもらえますが、1000億円であれば0.1%にしかなりません。


それでは、本題です。


「時価総額が10億ドル(約1300億円)を超える非上場企業を『ユニコーン企業』というんだよ」

「すごい評価額ですね」

「さらにデカいデカコーンってのもあるんだってさ」

「デカいからデカコーン?デカそうですね」


……いやいや、デカコーンについては間違いです💦


『デカ(deca : 10倍という意味)+ユニコーン=デカコーン』


ユニコーンの10倍、⒈3兆円の評価額となります。

日本なら、上場企業の中でも100社強しかいないとんでもないレベルなのです💦


では、次回は更なるバリエーションの話に続きます♫

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