まったりM&A現場閑話★ネームクリア

ネームをクリアにするとは、どういう意味でしょう♪


『M&Aにおいて、企業名を相手に明かす』


という意味で使われます。


売り手は、ノンネームの段階では匿名です。

そこで興味がある『買い手がネームクリア』し初期交渉を要望します。

それを受けて『売り手もネームクリア』して交渉が始まります。

(その際、通常、秘密保持契約を締結します。

 また、売り手が買い手のネームを聞いて断っちゃうこともあります)




こんな感じで、売り手・買い手双方共にネームクリアすることになります。

とてもドキドキする瞬間ですね♫

合コンで、先に店に相手メンバーが入っていて、後から入って顔を見せるときのようなドキドキ感が味わえます♫


もう一つ、ネームクリアするケースがあります。


それは、買い手から「売ってもらえませんか?」と申し込みに行くケース。


いきなり電話して「売ってください」なんて言ったら喧嘩になりますよね。

なので、最初は匿名で、投資銀行などに可能性を聞いてもらいます。

そして、脈があるよ、となったら、いよいよネームクリアし、交渉を要請します。

もちろん、名前を明かしたら断られたなんてこともあります。


ゲームクリアと名前が似ていますが、ゲームクリアは所謂ゴールですよね。


ネームクリアはゲームで言うならチュートリアルに名前入力くらいの最初の一歩、ゲームクリアとは真逆の意味なのです♫

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