【010】スカートには夢が詰まってるって言ってんだ

 スカート、この不思議な布切れ。あなたはスカートについてどんなことを思いますか? 可愛い? 歩きづらい? あなたが男性か女性か、自分をどう定義しているかで感じ方も変わるかもしれませんね。


 本作の主人公は制服でスカートをはくことになった中学一年生。思春期の懊悩を生々しく描いた本作は、スカートに特別な思いがある人も、ない人も、みんなが考え込んでしまうことでしょう。


 しかし本作は暗い小説ではありません。レビュータイトルにさせていただいた


「スカートには夢が詰まってるって言ってんだ」


 というセリフには痺れました。先輩かっこいい! 


 ぜひ万人に読んでいただきたい青春小説です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る