【歩の先】

一体どれ程の道を

歩んで来ただろう

気がついた時

私はいつも

見知らぬ場所に立っている

時にはししの様に

突き進み

かすみに包まれた様に

彷徨い

失意を胸に

引き返したこともある

歩の先に何があるのか

分からない

何かを見つけられるのか

分からない

ひょっとしたら

終わりは無いのかも

何も見付けられないのかも

抑々そもそも何も無いのかも知れない

分からない

わからない

ワカラナイ

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