【望郷】

気高い山々や

水面に映る眩しい日差しを見て

あの頃を思い出す

子供の頃は楽しかった

辛いこともあったが

それでもだ

もう其の場に居ない私は皆の記憶から薄れ

狭霧の様に消えゆくかも知れない

だが私は思い出す

昨日も

今日も

此れからも

あぁ我が家族よ

故郷よ

どうか私のことを思っていてくれ

忘れずに居てくれ

そう遠くない内にまた会えるさ

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