生保レディは……誕生日を向かえると花束を支部長から送られるのだ。

この行事いる？！

この私が所属したNO.１支部の中だけなのか？

はたまた第一生命だけなのか？！

謎……。

私の誕生日がやって来た。

当然、支部長から花束をもらえると勘違いしていた。

朝の朝礼を終わらすと、佐々木支部長は……花束贈呈をすっ飛ばした。

思いっきり、恥をかいた。

私は、悔しくてそのまま営業へ向かった。

何処をどうやって、車を走らせたのか？分からない。

支部へ帰ってくると、佐々木支部長は……

『●●、ごめん。忘れてた。』

絶対わざととしか思えない。

花束を贈呈されたのだが、佐々木支部長の思惑にハマった自分が

悔しくて

私は泣いてしまった……。

花束は……とても綺麗だったが。

何だか腑に落ちない……。

佐々木支部長は賢いからな？？

坂口支部長の事を知ってるし、

何かの作戦かな？

私は悔し涙を流しながらも、花が綺麗だったので。

飯田上司と田岡上司は……

感動して花束を受け取ったと勘違いしていたのであった。

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