第14話 ダイヤモンドのデビアス
目の前にはアフリカの大地がある 草原の中 青空の下で二人は風に吹かれている
「ダイヤ鉱山か ほどんどがデビアス社が占有しているような状態だな」
「品質の良い安定した供給ですね」にこやかにナジムことナッシュが微笑む
「ダイヤモンドは永遠の輝き‥か」
「アフリカのナポレオンと呼ばれたセシル・ローズ 1866年に南アフリカでダイヤの大鉱脈が発見されるまでは 他の地域での枯渇で衰えていたが‥
それを政府の金庫番ともいえる大富豪のロスチャイルド家から資金を調達して
デビアス社を作り上げた」
「南アフリカの鉄道なども彼等の傘下」「ええ、そうですね」
「奥地ならアフリカのライオン、キリンにも」
「はいジェローム様 コーヒーのお代わりはいかがですか?」「もらおうか」
「青いダイヤモンド・・」そっとコーヒーを口にしてジェロームが呟く
※デビアス社はその後もダイヤの占有、供給などでダイヤモンドの市場を独占
はからずしもダイヤモンドの値段と供給の安定となってゆきます
近代 ダイヤの研磨供給を始めたイスラエルとも一時対立 アメリカ、ロシアの争いでデビアス社の占有などは一旦は幕を閉じることにはなったようです
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