018 神話の紡ぎ手

深い森の中、か細い炎が灯っている。

「助かったら何がしたい?」

「腹いっぱいビフテキが食いたい」

「それってF先生の?」

「そ。お前は?」

「濃いぃお茶、だ」

「なるほど」

「意外とウチらみたいなのが神話を創ったのかもな」

「かもな。じゃ『ひかりあれ』!」

すると光が二人を照らしだした。

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