第3話

「幼稚園の時か、懐かしいな。」


カラフルな帽子を被り今とは違い写真写りなんて気にしない屈託のない笑顔が眩しい。


何をするのも楽しかった・・・ような気がする。

はっきりとは覚えていない何が楽しかったのか

ただ写真の中の「あなた」はとても楽しそうに笑っている。

一緒に砂場で遊んでいる写真

一緒に給食を食べている写真

一緒にお遊戯をしている写真

一緒に・・・


「あれ?こいつ誰だっけ?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る