第18話ある名画
凍り付いた時間 一瞬の過ち
絵描きはそれぞれをリアルに表現する
球体に映らぬもの 眼球に映らぬもの
華麗なエゴイストな思想
誰より孤独を愛せる 深き罪深き魂
絵は息づいている 心を奪わんばかりに
全てをエゴで片付ける事はできない
それが叶うのならば 何より不幸だ
色づいた絵 そこからはエゴの香りがプンプンする
心惹かれるのは
表現できぬ表現がそこにあるから
思いが募るのは
その世界に溶け込まんとする心があるから
見え過ぎたのかもしれない
球体から 眼球からリアルすぎるほどに
パズルを完成させるがごとく 一つ一つの思いを紡ぎ
息づいている 今でも息づいている
贅沢なる心は 忘れる事を知らないだろう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます