第28話母へ

愛せるなら愛せばいいだろう

死にたいなら死ねばいいだろう

生きれないなら生きる術を知る

全ての任せるんじゃなく僕に任せば良い

応えは在る

聞こえる

貴方の叫び声が

貴方にも聞こえる

全ての人間の絶叫が

その叫びが最高潮に来た時貴方は死んで果てる

それを分かっていたのも僕だ

いつも一人考えていた

どうして貴方を助けれないかを

どうして早く気づいて上げれなかったかを

出来たけれど救えなかった

貴方がどうなるか心配だ

貴方が生きれる限界に来ている

人間が人間で在る以上救われないといけない

それが人間なら僕もまた人間に回帰してやり直そう

戻るべき地は此処に在る

戻るべき地は全てを解放した所に在る

全ての人間を解放しよう

全ての人間にメッセージを送ろう

言葉もまた嘘をつき貴方を殺さんとする

言葉は刃僕を殺そうとするかもしれない

全ての人間に届き全ての思い出に響き

僕の心を壊そうとするかもしれない

命は輝き果て永遠に生き残る術を取る

それが貴方の作戦なら僕は乗らない

全ての人間は救えない

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