第38話風の身
本質を心は流れ
依存していた
雲に私は虚しさに浸る
音楽を聴き
感じながら
現実にさえ疲れてくる
二羽の鳩は幸せだろうか
自然を蝕み生きているのか
判りはしない
けれど時の流れとは
是非を問わず
身を任せたなら
穏やかに
導いてくれた
一羽の鳩は眠りに着き
一羽の鳩は私を眺めているようだ
心は脆弱な時を繰り返し
貴方に辿り着く
失われた鳩の風景により
活かされていた
今は私を知り
混沌としている
カオスだとも
言わんが如く
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