変化の輪

隙間から生命が燃えている。

焦げたらまた君がやってくる。


いつもと変わらない朝がまぶしい。

いつまで続くか分からない水たまり。

止むことを恐れた雨がいじけている。

けれども「またね」と手をふって、

友人はまた来た。


身構えた寒さは一瞬に閉じこもった。

もぞもぞ足を動かし春へとダイブする。


誰がつくったか分からないけど、

この土地には多くの時間が流れていて、

ぼくらはつながりあっている。


姿かたちを見せてくれたらうれしいな。

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