君はラスベガス

君はラスベガスだ。

確率論が決断する世界。

ゴージャスな香りを身にまとい、

あざやかに騙す。

パチパチ光る夜につつまれ、

君は優しく激しく突き放す。

扇動される人々は、

もはや水分子として失墜した。

オリジナルソングはろくにかけないのに、

妙に歌いたがる。

銃で絶つ脳とハグして狂気を去った。

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