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山ゆりの隧道 後篇への応援コメント
母親が亡くなる場面では涙すら零れてしまう。彼女には責任ないのに……。
これって、ホラーでしょうか。
(もちろん、批判ではありません。実際は五感が震えるほど怖かったです)
美しい山里の情景描写と浮気男の生き恥を晒す現代ドラマが重なり、怖いもの知らずで一気読みしてしまう。
愛娘だけは、幸せになって欲しい。ただひたすら祈っていました。元ヤンキーなお嬢さん、助けてくれてありがとう。煙草ぐらい好きなだけ吸ってや。
でも、やっぱり、彼氏も浮気するゲス男だったのですね。崖から突き落としてやれ、構わんから。
作者からの返信
読んで下さってありがとうございます。
云ったもん勝ちでホラーです(きっぱり)
いろんな方がいろんなテイストのホラーを書いていらっしゃいますが、映像と違って視覚で怖いわけではないので、書くだけ書いたら後はみなさんの想像力に任せるより他ありません。
浮気はする人は絶対にするみたいで、もう遺伝子にそういうものが入っているとしか想えません。絶滅したことがないですから。
しない人は絶対にしないという遺伝子もあるので、穏やかな人生を希望するならそちらを選ぶしかなさそうです。
山ゆりの隧道 後篇への応援コメント
あけましておめでとうございます!
前話の自殺したあおいは優しい人だったんですね
金髪の元ヤンさんがタバコを吸ってたのは幽霊が煙を嫌うからってことだからですよね
それにしても昌弘、悪い男で腹が立ちました
和泉幸せになってくれるといいんだけど
作者からの返信
@rnariboseさん、明けましておめでとうございます♪
浮気をする男性は元からそういう病気を持っている人というイメージを持っています。
よく分かりませんが固定の女性が出来た途端に、ほかの女性に眼が向いちゃうタイプの男性が数%はいるんでしょうね。どんな時代にも必ず。
油小路って周辺の家が今風に建て替わっていると風情もないし、名のみを残すばかりのなんていうこともない普通の路地なんですが、寂しい感じがする処でした。ふしぎですよね、本当にあの土地に藤堂さんがいたんですから。
山ゆりの隧道 後篇への応援コメント
後編…片耳ピアス先輩の登場に安堵しました。
悪霊が煙を嫌うなら、煙草を吸う先輩のお陰で、
崖下の血染めの着物の女は出て来ないだろう、と。
印象の変わったあおいさんのご冥福を祈りつつ、
先輩に感謝していたら…あぁ…そんな…
最後の最後に…繰り返す不倫の連鎖…。
絶望に突き落とされました。
後味の悪すぎる…とてもとても印象的な作品。
凄いものを読んでしまった…
(ありがとうございました)
作者からの返信
はい~
苦手であろうに最後まで読んで下さってありがとうございました。
三寿木さんのような素晴らしい書き手さんの眼に触れるということ自体がわたしにとってはホラーですが、開き直って俎板の鯉になるしかありません。
クズ男がクズすぎるんですが、クズを書くのは愉しいです(変態)
最初からホラーを書きますと決めてホラーを書くのはなかなか難しくて、ホラーの書き手さんたちってすごいんだなぁ……と。
まさか怖い話が嫌いなわたしがホラーを書くことになろうとは、自分にびっくりしています。
後篇まで眼を通して下さって、まことにありがとうございました。
山ゆりの隧道 前篇への応援コメント
これは…女たちの仄暗い情念が絡むホラー。
ゾッとなる。
不倫して自殺した女が正妻をとり殺した…?
でも、正妻はとっくに離婚している。
何年も経過して、何で今さら?
野武士に殺された哀れな女が
同じ不幸な女を引き寄せてしまうのか…?
トンネルの描写がとても恐ろしいです。
山百合は清楚だけど不気味。
雨の日の湿った憂鬱な気配。
続きを読むのが怖いような…
背筋が寒くなります。凄く…
作者からの返信
ちょっとちょっと三寿木さん、これはホラーホラー!
ホラー苦手なら読んじゃダメ、あ、もう後篇も読んじゃいました?汗
わたしのホラーは他の方々に比べて全然怖くないんですよ~。
女の情念系が苦手だと嫌な感じがしますよね。
シンクロしてしまう方にはホラーかも知れません。
でも他の方に比べたら全然怖くないんですよ~。
怖い話なんて書く気はなかったんですが、ホラージャンルは比較的空いてるときいて、書き下ろしたものになります。
素養がないので無理やりホラーです。
山ゆりの隧道 後篇への応援コメント
本格ホラー、じっくりと読んでしまいました。
とても面白かったです。
崖の下のヤバい幽霊、恐ろしいですね。何者なのでしょう?かなり強い恨みを持っていそうですね。
作者からの返信
オスミオさん
崖下の幽霊なにもの?ですよね。文字数がね……足りなくて……。1万字以下にしなければ~ってまとめちゃいました。
『WEB小説家』☆が伸びてる~。
これじゃない。というお声が聴こえてきそうですがたまにはああいうお遊びもいいですね。
毎日毎日、高速でハイクオリティの作品をどんどん生み出しておられて、心底びっくりです。オスミオさんはカクヨムにいるのはもったいないな~という気がひしひしとしています。
その才能を商業に移行できるといいのになぁ。
編集済
山ゆりの隧道 後篇への応援コメント
槍のささった女性が崖下から見上げる、浮気相手の女性へ呪うような言葉をたむける、女性の深い怖さ。
妊娠している大事な体で、狙う怨霊がいる崖へ近づいていくときに、わたしもそっち行っちゃダメーと叫ぶような気持ちで見入っていると
元ヤンキーさんがタバコを吸ってくれ、そういえばヤンキーって案外に純なお人がいて視える人っていそう……と胸を撫で下ろしました。
槍に貫かれている古の女性の怨念は、まるで佐々成政にまつわる黒百合伝説のようで
ぜったいに浄化されないおつもりだろうとゾッとしながら、歯を噛み折りそうな苦しみだろうと切なくて。
だけれど浮気する男の存在の軽さと妙な明るさに、怖くて詰めた息もつかせてもらえました。
朝吹さんの小説の一行に宿る力をいつも何度も味わいます。どれほど人を見たら、こんなに現せるのだろう。
作者からの返信
お久しぶりです、こんにちは!
黒百合伝説ってカクヨムでもどこかで見かけたと想い出してみましたら、日埜和なこさんの、「言葉の花束届けます」でした。
https://kakuyomu.jp/works/16816700428347254810
2022/8/12がその回です。
もとを辿れば佐々成政は愛知の生まれなんですね。
「今に見よ。立山中の百合が黒百合に変じた時、己の身も滅びる時ぞ」
横溝正史さんばりに、ここから何作でも小説が生まれ出てきそうな気がします。
泉鏡花の「黒百合」
https://www.aozora.gr.jp/cards/000050/files/4635_18082.html
こちらも冒頭、黒百合伝説にインスパイアされてますよね。
ホラーに挑戦した二作目なのですが、人間ドラマの色の方が強かったかもしれません。
「小雨の降る明け方には幽霊に気をつけなければならない」
子どもの頃に何かで読んだこの一文が忘れられなくて、怖い話を書く時にはいつも想い出すのです。
意味が分からなくて怖くないですか?( ;∀;)
読んで下さってありがとうございました♡