6. 近年のお気に入り6選【その他ジャンル】(前半)MAMAS GUN/YOUNG GUN SILVER FOX/THE REIGN OF KINDO
なるべく2010年以降……と思いましたが、メタル/プログレ以外はアンテナが低いのでご容赦ください。「比較的」新しめのバンド/アーティストです。
★近年のお気に入り6選【その他ジャンル】
MAMAS GUN
YOUNG GUN SILVER FOX
THE REIGN OF KINDO
THE LICKERISH QUARTET
FIVE GRAND STEREO
DAVID MYHR
前半はソウル~ジャズ系から取っ付き易いグループを。
◆MAMAS GUN
大雑把に言うとMARVIN GAYEやBEE GEESあたりを現代版にアップデートしたUKレトロソウル。モータウン直系の演奏は鉄板として、とにかく甘くも芯のある歌声が良い。これに尽きます。
音楽性の軸はブレないながら意外と幅もあり、アルバムを通しで聴いてもダレることはありません。
時折JAMIROQUAI的なファンク感を感じたり、ほとんどTodd Rundgrenでは? といったロック寄りの曲も散見されます。
◇まずはこの一曲
「This Is The Day」 Album『Golden Days』(2017)※こちらは原曲
注目は2020年発表のフルバンド・バージョンの方です。ジェマーソン……マーヴィン……フェンダーローズが……甘美……うああぁ……(語彙力消失)。
◆YOUNG GUN SILVER FOX
MAMAS GUNのフロントマンAndy Plattsとマルチ奏者/プロデューサーShawn Leeによるデュオ。
こちらもぎりぎりソウルミュージックの範疇にはありますが、だいぶAOR寄りです。むしろシティポップ的な空気すら感じさせます。
プロダクションが70'sそのものなのは狙ってやっているようです。この辺のジャンルには明るくないのですが、なぜか懐かしいと感じてしまうのは多分リヴァーブのせい。
◇まずはこの一曲
「West Side Jet」 Album『Ticket To Shangri-La』(2022)
最新作からのアッパーチューン。MAMAS GUNとの差異はスウィング感の有無もありますが、要所要所で何気にいい仕事をしているアコギの存在にあると思います。
◆THE REIGN OF KINDO
USジャズロック。プログレのサブジャンルとしてのジャズロックとはちょっと違い、ロックファン向けに分かり易くしたジャズという感じ。歌モノ。
ギターよりはピアノが全体を牽引している印象で、ブラスやラテンのリズムも色を添えます。
前身はTHIS DAY & AGEというエモバンドですが、この頃にはすでに後の萌芽が垣間見えています。
一時期KINDOと改名するも現在は元に戻した模様。数々のEPとアルバムをリリースしていますが、音楽性はおおむね一貫しています。
◇まずはこの一曲
「Human Convention」 Album『Happy However After』(2018)
KINDO期のアルバム冒頭曲。ギターのカッティングやパーカッションのはっちゃけ具合がノリノリのラテン風味をブーストしてくれています。
THE REIGN OF KINDOのサウンドにピンと来た方は、現Key.のRocco DellaneveのプロジェクトROCCO OF THE SNOWも合わせ聴くと幸せになれるかも、です。
前半はここまで。後半はまた別系統になります。
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