吸収パネル発射砲
(ゲーツはミヨに通信し交渉を終えたことを
伝え、月星に向かっている彼の心は此れから
の出来事に期待をのせてスヤスヤと夢を描き
ながら戻っていた)
『通信終わりました。事情はご実家に伝え、
早速取り掛かるとの事です。良かったです。
ゲーツさんの判断が道を開きました』
『そうか、そうか。ゲーツはしかし大した者
だなーミヨ!!これで各惑星に設置が完了す
るのを待つばかり…だな!!』
『そうですね!!と言いたいところですが、
少しウィール惑星の動きが気になります。ま
るで静まりすぎで全く動きがありません』
『どうせ手立てがなく混乱してんだよ!きっ
とビビってんじゃないか?アハハハッ!!』
『だと…良いのですが…』
(その頃、各惑星からの設置完了の報告が次
々とあった。残るは太陽と地球の完了待ちと
なった。そしてミヨの恐れていた予感が的中
するとは思ってもいなかった)
『通信が来ました。ゲーツさんからです。少
しお待ち下さい』
『ゲーツから?どうしたんだろう?』
『通信終わりました。ウィール惑星近くを通っ
た時に高エネルギー反応をとらえたらしく、
そのエネルギーはとてつもなく巨大だと…少
し探索機で調査するとの事です。…追伸、せっ
かくの睡眠が台無し、エネルギーアラートで
起こされた。ヤレヤレとの事です』
『アハハハ、ゲーツらしいや!!』
(ゲーツの追伸で少し笑っていたスバルとミ
ヨだったが、此れから起こる出来事…束の間
の休息であった)
『探索機の映像が乱れています。このウィー
ル惑星全体の光がとても気になりますねぇー
!一体何を企んでいるのやらぁ…アララッ探
索機の通信が途絶えてしまいましたぁー!』
(ゲーツは探索機を放ち、探索中に高エネル
ギーによるものなのか?通信が途絶えてしまっ
た。その頃、スバルの実家からミヨに通信が
入り、吸収パネル発射砲の完成、設置完了と
連絡があり、あとは太陽の太陽エネルギー砲
の完了待ちとなっていた。そして…)
『サーンさんから通信が来ました。少しお待
ち下さい』
『来た来た!このタイミングバッチリだ。こ
れでウィール惑星も終わりだな!!』
『通信終わりました。いよいよです。これで
全ての設置が完了しました』
(果たして効果はあるのか?そして地球の存
亡はいかに!みんなの思いは届くのであろう
か…)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます