地球の危機
(其れでは次のニュースです)
(全世界に広まる謎の死で医療関係者はワク
チン開発に全力の活動と共に、特殊対策本部
医療チームを設立し、今尚開発に力を注いで
いるとの事です。未だに感染ルートが分かっ
ておらず、深刻さは深まる一方、国民の不安
は募っている状況です。では、次の…)
俺はニュースを観て感じた。
地球侵略は実現していると世界ではまだ破
壊のH、A型が進行しているかの様に思うが
各世界で起きている。デモ、暴動、戦争これ
もあのウィルスH、B型なのではないか?破
滅により人口を減らし、破壊によりとどめを
刺す。この侵略は計画の元にあると感じた。
地球をなるべく無傷な状態で手に入れたいに
違いない。そして人間に核兵器を使わせない
為に。ただワクチンが完成するまで、俺は何
も出来ないのか?何かする事はないか?気付
いたら俺はばあちゃん家へ向かっていた。
実家に着いた俺は異様な慌て様なばあちゃ
んを始め、成山さん、助蔵さん、太助さん達
と色々な外国人達が会議をしていた。
『すまないねー、スバル!何も構ってやれな
くて。今日は大忙しじゃ!もう少し待ってお
くれ』
『大丈夫だよ、ばあちゃん。蔵に行ってても
良いかな?』
『良いよ。じゃが、蔵にも人は大勢いるがな
!其れじゃーまた』
蔵にも客人が?…そっそっか!蔵の中は時
が止まっているだからに違いない。そこでワ
クチンを開発するのか!!
俺は蔵の扉を開けた…光景はまるで研究所
にしか見えなかった。ここから先へ行けない
場所は一面ガラス張りの空間があり、完全装
備された医療の人達…緊迫其のものだった。
この空間滞在は五日間だったかな?医療チ
ームは交代制で開発に勤めているのだろう。
しかし刻々と迫るウィルス達は、すでに全
侵略しているのだろうか?部隊に分けての侵
略なのか?もしも部隊だったら?…そっか!
蔵にあった銀河系の全てが見える巨大な水晶
玉に手がかりはないのかな?ちょっと見てみ
るか!
俺は巨大な水晶玉の所に行き、其れを確認
した。スマホの様に映像を拡大して見てみる
と惑星の中央に記号があった。この記号は惑
星の位置なのか?其れとも惑星の名前なのか
?俺は取扱説明書を探し始めた。
『何か探しているのかい?スバル君!』
『あっ!助蔵さん!皆さんがお忙しいので、
勝手にこの水晶玉みたいな物の取扱説明書が
ないか探していました。あるのか分からない
ですけど…アハハハッ!』
『取扱説明書はあるのか分からないけど、銀
河系儀の横にあるキーボードを開いてみな!
パソコンのキーボードとは少し違うけど、キ
ーの上に説明が書いてあるから、其れで試し
てみなよ。其れじゃね!』
『ありがとうございます』
俺はキーボードの蓋を開けてみた。
おっ…すげー!なるほど…これで色々確認
出来る。いやー凄い!
さっきの記号はと?惑星の…名前か?ここ
で検索は…えっと…これか?ウィール惑星と
…!!?…あった!!!
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