アギトの第三次世界大戦『核から石と棍棒へ』

『ラストバタリオン計画』

『アーカーシャ・ドア計画』が開始したと同時期、独国にも新たなる燻りが確認されていた。

『ラストバタリオン計画』

彼の対戦の引き金、ドイツ第三帝国の遺産。

その思想と技術を引き継いだ過激派ネオナチ派閥はヒトラーの著した『マインカンプ』に隠された暗号を発見し、その謎を追っていた。

導き出された座標を探し、辿り着いたのは、呪術を司ると言われているブードゥー教を信仰する、とある呪われた村だった。

ブードゥー教の蘇生儀式により、ゾンビ化したヒトラー率いる不死のナチス親衛隊が、再び帝国を取り戻すため戦争を再開しようとしていた――。