第34話 疲れる

 娘が、1人で、帰省した。よっぽどうっぷんが溜まっていたのか、話し続ける。自分の思いをただひたすらに。

 仕事で疲れて帰ってきて、休む間もなく、弾丸おしゃべり。会えて嬉しいっていう気持ちより、よく喋るな…とため息が出る。

 孫は別れたお父さんの実家に泊まりに行ったらしい。だからか…1人で、ゆっくりとしている。旦那さんの彼は寛大だ。娘は幸せ者。

 寝るまで話す。疲れてしまいにはろれつが回らなくなる。おやすみと寝た。

 ただひたすらに疲れた…次の日の午後には帰った。ほっとした。ごめんね娘。母は疲れてるんだよ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る