第11話
クリスマス。だね〜。誰からも何も貰わないけど。
そんな自分にご褒美的にオークションで、靴を競り落とす。しかし、よくよく読んでみると、海外からの送りになっていた。靴の値段より、送料の方が高い。私は丁寧にキャンセルのお願いを送った。返事は今だに来ず。
だめね。よく読まないで、えいって決めちゃ。恥ずかしいから息子には黙っている。
孫は、サンタからのプレゼントに喜んでいた。サンタは私。3歳。早いもんだ。年々身体を使う物を欲しがるようになった。活発で何より。
娘はとうとう離婚して、今日が引っ越し。一ヶ月以上も同居していて、このねじれた関係がやっと解消される。孫はお父さんと離れてしまうが、寂しさは感じるだろうか?お母さんがいれば大丈夫か?
遠くで心配だけしている。娘の頑張りに期待したい。
彼からの通信は途絶えたまま。もうどうしちゃったの?また女としての感情が鬱っとする。
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