やっぱり描写で魅せる力のある人ですね。　
背景や小物を想像しやすく一つ一つに魅力されます。頼れるお姉さんの姉御っ振りも楽しく良かったです。
ただ肝心な所が、不明瞭なままで作品を読み進めたいと思えません。
あれだけの文才で主人公周りの事だけよく分からないままのは、作者さんが、意図的に隠しているからだと思いました。
おそらく並べたパンくずのように情報を小出しにして読者の興味をひきたいのでしょうが、読んだ身としては、何が何だか分からないので困惑するばかりです。
迷子　叔父　一人前　　学徒　これらのワードだけ具体性が、無さ過ぎます。
謎に魅力を纏わせたいのなら逆に全ての情報を与えなければ、成立しないんですよ。
学徒が、粋がっていましたが、学徒に逆らってどうなるのか分からない。仮に学校が、廃校になるとしてだから卒業出来なくなるとしてもその学校で卒業しなきゃいけないのか他の学校で学び直せば、良いんじゃ無いのかと危機感が、共有出来ない。
そもそも何で一人前にならなきゃいけないのか、何で魔法使いでなきゃいけないか？　それに起因する叔父さんと主人公は、そもそも何者なのか？　根本が、わからないので盛り上がらない。
迷子もそう。現状読者を混乱させる怪文にしてまで捻じこむものでもないでしょ？　それに近い言葉でストレス無く読ませて印象つかせ必要になってからキラーワードとして迷子を使えば良い。　仮に迷子のワードを先に知ってるからだとしてもそのやり方は、読者に甘え過ぎるので嫌いですね。
面白くしようと意固地になってちゃ素人の典型ですよ。
キャラ立ちも出来てないですね。
人物像を読者が、説明出来た時に始めて立つんです。　キャラ立ちしているのは、悪事と見れば、相手が何者だろうと立ち向かい困っている人にも自分の言いたいことを遠慮なく言うさっぱりとした姉御のリベラさんしか居ないんでストーリーに何ら影響しないんです。
主人公も然る事ながら叔父さんを徹底的に書いて欲しい。　何かと叔父さん叔父さんと言うからその都度叔父さんなこうするこう言う。叔父さんと居れば自分は、こうできるとやっていって欲しいです。
海賊王になると漠然とした目標も自分だけバカにされても笑って流すが、友達を傷つけるなら容赦せず、友の為なら腕一本捨てる漢を超えると具体的に言い換えて貰えるから主人公の成長した姿を想像できてワクワクするし恩人との再会も読者の楽しみの一つになれるわけで。
叔父さんとなぜ一人前になるのかをハッキリさせて貰えれば、俄然面白くなると思います！
コメントするページが、ずれていました。すみません。

　授業の話ですね。ハリーポッターとも違う外連味は、大好きですけどねぇ～。
たくさんのキャラを簡単に書いて理解して貰うのは、漫画アニメで許されることであんな描き方されても困る。あの話しの流れで誰が、何で切れたんです？

面白いね～。　だけども主人公の情報にモヤが、かかりすぎて肝心な所は、すんなりわからなかった。
サウロ君は、主人公の名前じゃなくてたぶん叔父さんの名前でしょ？　最初は、主人公の名前と勘違いして読んでました。
他にも主人公の出身が、わからないので立場も悩みも読み取れず混乱したまま文を読んでいたので苦労しました。
主人公気付けば、そこにいた。だけなので自分は、千と千尋みたく別世界から神隠しにあって居ると思い込んで読んでいたので噛み合ない描写が、多く何度か読み直して叔父と2人でやって来たと理解出来ましたね。
もーっと細かい混乱の要因を先生の悩みは、有りますか？　に今、迷子なんです。の返しは、会話として不自然です。拾われた当日なら成立しますけども保護されて数日たっていそうな描写の後だと迷子じゃなくて家に帰りたいもしくは、叔父の元に戻りたいが、やっぱり自然ですよ。　たぶんですが、作者にとって迷子が、大事過ぎたんですね。
でもですね！　最後まで読めました。義務感などなくただ楽しくて読みました。ストレス無く読み直し情報を整理出来たのは、初めてです。
地の分のおかげですね。作者は、素晴らしい読書体験をして来たのだと思います。
その文体に支えられた世界のこれまた優しい事、幻想が、ジブリを想起させます。先生かわいい。
リアルに無い石を最初に置いて手短にファンタジーと知らせ、男の様なと書き主人公は、女性と示唆する無駄のない描写もさることながら迷子を治すのワードにはやる主人公で主人公の目的を強調させながらコップを割る。　割ったコップをせっかくだからと主人公に治させ魔法のアイテムとルールを書きやらせて魅せる。ここの一連は、ゲームのチュートリアルを思い出して変な笑いが、出ました。
極め付けは、最後。主人公の恐れが、的中知らぬ間に迷子になり終わる。
読んでいた当初混乱したままでしたが、
思わず続きを押しましたね。