「もののふ」

鉛筆を握り日々稽古

蝋燭の灯りが消えても

破れた障子から隙間風が吹いても

鉛筆を握り続ける

全てはいつか報われると信じて


マークシートの山が灰になる頃には

本懐を遂げていると信じて



元服前の小倅が

生きるか死ぬかの大勝負

兜に香を焚きしめて

いざ巌流島へ

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