はるかぜの詩

風早春瑠

「幻想曲」

放課後の合奏室


暖かい木の香りは2人だけのもの


聴かせてくれたドヴォルザーク


イングリッシュホルンが優しく歌う


まるで別世界にいるみたい


二度と他の音が聞こえなくなってもいい


ここから一生出られなくてもいい


あなたの音色が聴けるならそれでいい

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