第30話 2章
それから・・・佳くんをゆっくりと寝かせると!
パチっ! と目を開いた。
「花子さん、おはよう。僕・・・寝ぼけてた?」
「あ・・・うん。」
寝かせると起きるなんて子供か!? と思ったけど・・・
それもまた、佳くんらいしと思った。
それから私達は、学校の準備を整え。
学校に向おうと家を出ると・・・
「花子さん・・・」
「はい。」
「花子さんって、学校に行っても大丈夫なの?」
「・・・分かりません。」
「そっかー・・・そうだよね。
まぁ〜行ってみれば分かるか!」
「そうですね。」
2人が、歩きながら話していると・・・
「問題ない!」
「問題ありませんよ!」
隣には、狐のクラマとミラがいた。
「うわっ!ビックリしたー・・・」
ミラーの名前は、安直過ぎると花子さんを助けた後に佳が、改めて命名した。
「で、! 大丈夫って、どう言う事?」
「それは、私達の方で色々とやっておきました。」
「さすが、ミラ仕事が早いね!」
「いえ・・・クラマ様の協力あっての物!
労いの言葉ならクラマ様にお伝え下さい。」
「そうなの。
クラマありがとう!」
「なんの主人の為ならば、協力するに決まっておるじゃろう!」
すると、花子さんが・・・
「ありがとうございます。
ミラ、クラマ。」
「気にするな!花子・・・
お主は、未来の主人の妻じゃ!
そこに協力するは、主人の願い。
当たり前の事をしたまでじゃ・・・」
「・・・でも・・・もし、圭くんが、他の誰かを好きになったら・・・私は・・・」
「それは、無いよ!花子さん。」
「何故そう言い切れるの・・・?」
「・・・何だろう!
家柄!?上手く説明は、出来ないけど・・・
とりあえず!今日、お爺ちゃんの所にでも行ってみようか!」
「何故・・・お爺さん?」
「おお!ギンコかぁー!!!それは、楽しみ!私も行くぞー!!!」
「分かった。分かった。
みんなで行こう!」
「・・・私の質問が・・・・・・。」
騒ぐクラマのせいで・・・私は、理由を聞けぬまま学校に着いてしまった。
そして、学校が終わり!放課後・・・
私達は、佳くんの本家である。
お爺さんの家に向かう事になった。
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