第9話 二宮金次郎
僕の家は、もともと陰陽師の末裔らしく。
お爺ちゃんは、政府も認める。
除霊師や占い師などをやっている。
父親は、その力!妖怪やお化けを使い。
マジシャンをやっている。
幽霊を使ってタネも仕掛けも無いマジックをやっている為。
世界的にも有名で!かなり稼いでいた。
それを聞くと!花子さんは・・・
「何とも罰当たりな家族ね。」と言って来た!
僕は「そうかなぁ・・・それも生まれ持った!
才能だと思うけど!」
などと言うと・・・
「まぁ、そうなのかも知れないわね。
だから佳くんは、私を助けられる訳だし」
そう言って納得してくれた。
そうして、今日の相手の妖怪を花子さんに聞くと・・・
「今日は、二宮金次郎よ。」と教えてくれた。
二宮金次郎は、力ではなく!
頭脳勝負になるらしく。
僕は、
「へぇ〜・・・。
なら疲れなくていいね。」というと・・・
花子さんは
「甘いわ!!!彼との勝負に負けると石像にされてしまうのよ!!!」
「へぇ〜・・・で!どんな問題!?」
「基本的な知識よ。
二宮金次郎は、歩きながら本を読むほど
勉強熱心だったからね。
かなり頭が、いいのよ。
佳くん大丈夫?」
「もっちろんさぁー!任せといて!!!」
そして、2人は二宮金次郎の銅像に前に立つと・・・
金次郎が、動き出した!
そして、佳に問題を出すと・・・
佳は、カバンからパソコンを取り出した!
「実はね〜・・・
今日の3D映写機の調整に持って来ていたんだ!」
「それは、ズルじゃ無いの!?」
「なんで?パソコンを使っちゃダメ!なんてルール聞いてないし・・・
打ち込めば!すぐに出て来るから考えるより時間、掛からないから問題ないでしょ。」
そうして、佳は二宮金次郎の問題に全て正解すると・・・
金次郎は、パソコンに興味を持ったのか!
パソコンについて教えて欲しい。と
言われたので・・・
僕は、パソコンの使い方とプログラミングを教えると!
金次郎は、大変!感心してくれた。
そうして・・・
花子さんの呪いが、また一つ解かれた。
「よし!よし!」
「ゔぅ〜ん・・・何だか!ズルいような・・・」
しかし、呪いのは解かれ!二宮金次郎は、また動かない!銅像に戻ったので!
問題は、無かったが・・・
金次郎が持っていた為!
僕のパソコンは・・・金次郎と一緒に銅像の一部となってしまった。
そうして、うちの学校の二宮金次郎は本では無く!
仕事をしながらパソコンで勉強する。
何とも今風な二宮金次郎となった。
僕はと言うと・・・
パソコンが無くなり。
落ち込みは、したが・・・また買えばいいからと諦める事にした。
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